20歳代で胸の大きさに悩みがあるそこのあなた。
成長ホルモンによって、バストアップが期待できることがわかりました。
今回は「成長ホルモンとバストアップ」について説明していきます。
成長ホルモンとは?
成長ホルモン : 「ヒト成長ホルモン Human Growth Hormone : hGH」
成長ホルモンは、脳下垂体前葉より分泌されるホルモンです。
脳下垂体前葉は、脳の中の一部分の名称です。
成長ホルモンには、下のような成長に関する作用と代謝をコントロールする作用があります。
・ 骨の成長
・ 筋肉の成長
・ 炭水化物、タンパク質、脂質の代謝促進 など
成長ホルモンが、体のいろいろな部位の成長や代謝に関わっていることは説明しました。
では、成長ホルモンがどのように作用してバストアップにつながるかを説明したいと思います。
成長ホルモンによるバストアップのながれ
① 「ラクトゲン受容体」への作用
胸には乳腺という組織があります。
そして、その乳腺にはある年齢になると「ラクトゲン受容体」ができあがります。
このラクトゲン受容体に成長ホルモンが作用すると、胸が大きくなります。
では、この「ラクトゲン受容体」はいつ頃できるのでしょうか?
これには、個人差があって10歳前後でできる人もいれば、30歳ごろにできる人もいます。
そして、残念ながら一生できない人もいます。
つまり、バストアップには「ラクトゲン受容体」ができるかどうかがとても重要になってきます。
② 「成長ホルモン」の分泌のピーク
ラクトゲン受容体に成長ホルモンが作用すると胸が大きくなる。
そして、ラクトゲン受容体ができるできないには個人差がある。
では、「成長ホルモン」の分泌は時期があるのでしょうか?
成長ホルモンの分泌は、13~17歳と言われています。
つまり、バストアップには成長ホルモンの分泌される13~17歳の間に、ラクトゲン受容体があるかどうかが重要になってきます。
13歳までに、乳腺にラクトゲン受容体ができていたら、成長ホルモンの分泌に合わせ、その後の数年で胸が大きくなっていきます。
③ 時期外れな「ラクトゲン受容体」
成長ホルモンの分泌のピークは、13~17歳です。
ですので、もしその間にラクトゲン受容体ができていなければ、いくら成長ホルモンが分泌されても胸が大きくなることはありません。
しかし、胸が小さい方の中には20歳を過ぎてから「ラクトゲン受容体」ができる人もたくさんいるのです。
④ バストアップのドーピング : 「成長ホルモンスプレー」
成長期に胸は大きくならなかったが、ひょっとしたら20歳をすぎてから「ラクトゲン受容体」ができたかもしれない。
そんな方のために、「成長ホルモンスプレー」というものがあります。
ラクトゲン受容体ができてさえいれば、成長ホルモンスプレーを使用することで2週間~8週間で変化を感じることができるといわれています。
ある程度の大きさでバストアップは止まりますが、それでもバストアップが起こることは期待できるみたいです。
また、成長ホルモンスプレーの使用をやめたとしてもバストが小さくなることはないそうです。
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