水泳は、ダイエットに効果絶大の全身運動です。
水中ウォーキング、平泳ぎ、クロール。
どれについても消費カロリーは高いといえます。
今回は、「水泳ダイエット」について説明していきます。
脂肪の燃焼に効果的な有酸素運動
脂肪には、「内臓脂肪」と「皮下脂肪」があります。
内臓脂肪は内臓のまわりにつく脂肪で、皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪です。
ダイエットを成功させるためには、その2つの脂肪を燃焼させなくてはいけません。
脂肪の燃焼のためには、食事制限や運動などが効果的ですが、特に効果的なのが有酸素運動です。
「水泳」は、その有酸素運動に含まれます。
>>体重を1kg減らすために必要なこと
水泳ダイエットとは?
水泳ダイエットといっても、特別なことをするわけではありません。
水中でウォーキングや平泳ぎなどを楽しみながらしましょうってことです。
水中は、普段生活している陸上とは違い水の抵抗があるため、全身の筋肉をバランスよく使うことができます。
皆さんも水中で歩いたことがあると思いますが、水の抵抗があるため思うように前に進めなかったはずです。
それだけ、全身の筋肉を使っているということになります。
全身の筋肉を使うことにより、バランスよく筋肉がつき、その結果脂肪が燃焼しやすくなります。
これが、水泳ダイエットです。
水泳ダイエットで老廃物をながす!!
健康的に痩せるためには、セルライトなどの原因になる体の中の老廃物を外に流すことが大切になります。
それには、全身の血流をよくすることが一番です。
水泳ダイエットでは水中で大きな圧力がかかるため、体を動かすことにより全身がマッサージされます。
その結果、血流が良くなり老廃物を外に押し流すことができます。
水泳ダイエット : ①水中ウォーキング
平泳ぎやクロールなどで体を動かすことが理想的ですが、普段泳ぎなれていない人がいきなり泳ぐのはかなりきついです。
まずは、水中ウォーキングから始めてみましょう。
時間も30分~1時間を目標にしてみましょう。
水中ウォーキングの消費カロリーは、1時間あたり約200~400キロカロリー程度になります。
ちなみに、普通のウォーキングに比べて、水中ウォーキングは消費カロリーが約2倍になるので、泳がなくても水中ウォーキングだけでじゅうぶん効果的です。
ちなみに、脂肪の燃焼を大きくしたい方は大股で歩くようにしましょう。
水泳ダイエット : ②平泳ぎ
水泳ダイエットは、水の中で自由に動いてカロリー消費をして構わないのですが、もし泳ぐなら平泳ぎが一番おすすめです。
それは、なぜか?
平泳ぎは、クロールに比べて負担が小さく、水中ウォーキングに比べては負担が大きいです。
ですので、ゆっくりゆったり体を動かしやすいのが平泳ぎになります。
クロールは泳ぎなれた方なら良いのですが、泳ぎなれていない場合フォームが乱れやすく、また負担が大きいので徐々に無酸素運動になりがちになります。
水中ウォーキングと同じように、平泳ぎも30分~1時間を目標にしてみましょう。
平泳ぎの消費カロリーは、1時間あたり約550~600キロカロリー程度になります。
水泳ダイエット : ③クロール
平泳ぎを一番のおすすめとしましたが、正しいフォームで長時間泳ぐことができるならクロールが最も脂肪の燃焼には効果的です。
なによりも、消費カロリーの大きさがすごいです。
ただ、200メートルを泳いだあたりから脂肪の燃焼が活発になるため、それまでに疲れて泳げない状態にならないことが重要です。
しかも、ゆっくりゆったりクロールを泳ぐことは慣れないとなかなか難しく、有酸素運動ではなく無酸素運動になりがちなので注意が必要です。
クロールも、水中ウォーキングや平泳ぎと同様に、30分~1時間を目標にします。
クロールの消費カロリーは、1時間あたり約900~1300キロカロリー程度になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿